褒めるときに大事な2つの点。

就業規則とルールブックが強い会社をつくる

2008/6/10 火曜日

良く、社員を伸ばしていくには、叱るより褒めるのが大切というような話が聞かれます。

これは基本的に正しい話です。

人間に限らず、動物はみんな、叱ると萎縮し行動が鈍ります。

「行動をやめさせる」という目的であれば、叱ることは有効に働きます。

しかし、積極的に行動してもらうためには叱るのは逆効果。

「なんでこれしか訪問してこないんだ!明日やらなかったら許さないぞ!」ということは、積極的な行動にはつながりません。

一時的には、恐怖から動きますが、恐怖が和らぐとまた行わなくなってしまいます。

積極的な行動を促すためには、「褒める」が大事。

ただ、「褒める」にもやり方があります。

大事なのは、

1.タイミング

2.具体性

まず、褒めるのすぐでないと効果がありません。

出来れば、行動を起こしてきたその場ですぐです。

例えば、犬がお手やお座りをしたときに、すぐに褒めずに次の日褒めても犬は喜ばず、お手やお座りを積極的に行うようにはなりません。

もちろん、人間ですから、言葉で前の行動を説明して褒めることはできるのですが、効果はすぐ褒めるよりも大分薄れてしまいます。

これが、半年後の賞与で評価したとしても、その評価が行動になかなか結びつかない理由なのです。

出来る限り、すぐ褒めるようにしましょう。

それが、繰り返し積極的な行動することにつながります。

もうひとつは具体性。

褒めることは難しく、「よくやったな」「偉いぞ」のようなことばかり言っていても、そのうち相手は「本気で言ってないんじゃないか」と思うようになってしまいます。

褒められることへの「慣れ」です。

これを解消するためには、具体的に褒めることです。結果ではなくて、行動のプロセスを褒めるのです。

例えば、

「訪問を倍に増やしたことがすごかったな!」

とか、

「今回のプレゼンツールがお客様に伝わったよ!」

とか、

「挨拶をきちんとしたから、おまえの性格の良さがわかってもらえた!」

などです。

結果ではなくて、プロセスを評価することによって、次にもそのプロセスを行うようになります。

即褒める、具体的に褒めるということは、上司が部下を良く見ていないと出来ないことです。

しかし、この2つだけを意識して褒めることで、間違いなく部下の動きは変わってきます。

管理職の方には、ぜひ覚えてもらいたいポイントです。

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